世紀末の果てで、最初(彼女)と最期(彼女)の旅立ちを
PV
Story あらすじ

1999 年初、20世紀末。
大預言の兆しが、現実世界に徐々に映し出されつつある。

中国では、百年に一度の大洪水灾害に遭われ、
林春萱(リン チュンシュエン)が血縁の家族を失い、天涯孤独となった。

日本では、バブル経済が崩壊し、失業率が上昇する社会の中、
櫻井絵美(さくらい えみ)が高卒後の人生の選択を迫られている。

異なる国に住む二人だが、同じ年齢であり、
共に先天性心疾患を抱えている。

しかし、絵美は10年前に手術で幸運にも治ったが、

春萱は手術が度重なる失敗に終わり、残された命は一年足らずとなっている。

不思議な巡り合わせで、彼女と彼女は東京で出会う。

同じ難病に罹る運命だが、行く末は違った二人。

言葉が通じず、性格も異なる二人。

最期の人生の短い旅。
世紀末の果てに待ち受ける未来は、まだ誰にも分からない……

世紀末の大予言
世紀末の大予言
ノストラダムスは『百詩篇集』の中で最も有名な予言を残した:
「1999年7か月、空から恐怖の大王が来るだろう」
具体的な解釈に言うと、
「地球に大洪水をもたらす氷天体の接近」という一説もあるだという。
特大洪水
特大洪水
1998年の大洪水とは、
長江・嫩江・松花江などの流域を含む広範囲で発生した大型水害事件。
中国全土で洪水災害があり、29の省で異なったレベルの被害に見舞われた。
過去150年で最も深刻な全流域特大洪水とでも言われる。
就職氷河期
就職氷河期
主に日本のバブル崩壊後の不景気(不況)以降に就職難となった時期のことである。
この「就職氷河期」に就職活動を行った世代は
「(就職)氷河期世代」や「失われた世代」とも呼ばれている。
当時の若年層(15~24歳)の失業率は最高で10%に達したと言われる。
Character 登場キャラクター
&MORE
Spin サイドストーリー
COMING SOON
まもなく公開予定!
Staff メインスタッフ
シナリオ
片岡とも
キャラクターデザイン
Werkbau
イメージデザイン
大石竜子
色彩設計
餅鈴工房
背景美術
青葉
撮影処理
朱玉耀
音楽
bermei.inazawa
主題歌
anNina
LOGOデザイン
かき文字デザイン
UIデザイン
幕夏
プログラム
銀河偽少年
ディレクター・プロデューサー
古落
スペシャル協力
LSP企画屋
開発
Nekoday
HP制作
醤油困困kumakoChuDYu
「あの予言が正しければ、
いつ死んでもおかしくないはず……」

1980年冬生まれ、19歳。中国北方で育つ。

先天性心疾患(心房中隔欠損症)を患い、幼い頃に20歳まで生きられないと宣告される。
家族の奔走により、何度も手術を試みたが、いずれも失敗に終わった。
病気のために激しい運動はできなくなってしまい、
学校にはあまり通わず、性格も内向的で孤独。

1998年の大洪水で家族を失い、その時から世界の終わりが近づいていると信じ、
自分がその証人となることを宿命づけられていると感じている。

「どうしたの景?
わたし、中国語、少しなら分かるよ」‌

1980年春生まれ、19歳。埼玉県出身。

幼少期に先天性心疾患(心室中隔欠損症)を患っていたが、
10年前に手術を受けて健康を取り戻した。
現在は東京都内の私立高校に通い、まもなく三年生に進級する。
性格は明るく快活で、空気が読め、いかにも大人っぽい。

いわゆる「就職氷河期世代」であり、当時の社会全体の雰囲気に影響を受け、
将来の人生に対して不安や迷いを抱いている。

「そうだな、
せめて、お兄さんにしてくれ」

1968年12月25日生まれ、31 歳。北方出身だが、幼少期から南方で育つ。

かつて大学受験に失敗して東京で働き始め、
不思議な縁で絵美とその姉・栞奈と出会い、一年ほど共に過ごしていた。

料理人として働いていたが、バブル崩壊後、叔父の看病のために帰国を選んだ。
数年間に日本を訪れることはなかったが、佐倉さんとの連絡はしばしば続けていた。

「とうとう発売ね。
延期したら許さん……」

1972年夏生まれ、27歳。埼玉県出身。

妹の治療費を貯めるために一度学校を辞め、単身上京して働き始めた。
変わったバイトで景(ジン)と出会い、一年間にわたって「同居」していた。

現在は東京都内の大手ゲーム販売店に勤務し、卸売り業務を担当している。
かつては内向的で口数が少なかったが、今では自立した社会人として成長した。

「移り変わっていくものさ。
時代も、俺も」

1950年秋生まれ、49歳。北京出身で、長年日本に住んでいる。

バブル繁盛期にチャンスをつかみ、様々な業種でビジネスを展開していたが、
バブル崩壊後、地価が下落し、事業も次第に縮小していった。

現在は私立探偵を職業とし、過去に築いた人脈を活かして、
色々な(変わった)依頼を受けているようだ。

「これがビジネスの鉄則なのを、
私は知っている」

1966年秋に生まれ、現在33歳。生粋の都会っ子。

かつて江小墨の継娘として彼の不動産業を手伝っていたが、
バブル経済が崩壊した後、数年間にわたってさまざまな業界で独立事業を試みていた。

とあるきっかけで飲食業の復活を計画し、のちに秋葉原初のメイド喫茶へと進化した。
性格は明るく社交的で、豊富な社会経験を持つ大酒豪でもある。

「主題歌にジョン・レノンの歌を
使うなんて素敵~」

1981年夏生まれ、東京都出身。

絵美と同じ女子高校のクラスメイトで、高校入学以来の親友。
性格は天真爛漫で明るく活発、行動的。ややギャル風の装いを好むようだ。

将来の夢はアイドル声優になることらしい。
たまに栞奈の勤めるゲームショップの手伝いをしたりする。

「私を必要とする場所……
それが私の居場所よ」

景(ジン)より一歳年上の従姉、幼少期は広東地域で過ごした。

幼い頃から「箱入り娘」として、安逸無憂な環境で育ってきた。
何事にも三日坊主なところがあるが、
従弟の景の存在にだけは並々ならぬ情熱を抱いている。

ふとしたきっかけで京劇に出演してみたいと思い立ち、
そこから彼女の人生は大きく転換していった……

年齢不詳、謎に包まれたオスの黒猫。

景と栞奈が同棲した廃駅のホーム付近で活動していた野良猫。
いつの頃からか姿を消し、気がつけば10年が経過していた。

いつの間にか林(リン)の前に再び姿を現したが、
10年前と変わらず、まるで歳をとっていないかのようである。